お互い干渉しない、我が家のゆるいルール
我が家の家計管理は、実はそんなに複雑ではありません。
・生活費として必要な金額をお互いに出し合って、共通口座に入れる。
・そこから住宅ローンや光熱費、食費などをまかない、残ったお金はそれぞれが自由に使う—
—これだけです。
夫がいくら稼いでいて、私がいくら稼いでいるか、実はお互い正確には把握していません。個人事業主の私は月によって収入の波がありますし、会社員の夫も「今月のお給料はこれくらい」という大まかな感覚でしか話していません。
干渉されないのは正直、気楽です。自分のためのお金の遣い道にいちいち口を出されないのは、共働き夫婦として気持ちよく生活できている理由のひとつだと思っています。
でも、共通口座は「カツカツ」になりがち
ただ、この「ゆるさ」はそろそろ見直しが必要と思ってます。
共通の生活費口座は、正直いつもカツカツです。家賃、光熱費、食費、日用品——必要な金額を出し合って賄っているだけなので、「余裕を持って積み立てる」という発想がそもそも組み込まれていません。
そして最近、ふと気づいてしまったんです。
「もし夫か私、どちらかが大きな怪我や病気で働けなくなったらどうする?」
現状は、お互いの余剰資金をいくら貯めているかにかかっています。
事故や災害でどちらかが働けなくなったときのための備えが足りていません。
「お金の不透明さ」が生む、じわじわとした不安
自由でいることと、お金の話をしないことは、実はイコールではないんですよね。
これまでは「なんとなく回っているから大丈夫」で済ませてきましたが、
40代を目前にして、この「なんとなく」が、じわじわと不安の種になってきました。
- もし夫が入院したら、収入はどれくらい減るのか
- もし私が事業を続けられなくなったら、何か公的な保障は受けられるのか
- そもそも今の共通口座の仕組みのままで、いざという時に対応できるのか
こういうことに対して薄っすらピンチだと気づいていながらも、日々の生活が何とかなっているので真剣に向き合ってきていませんでした。
「自由」の裏側に、実はたくさんの「見て見ぬふり」が積み重なっていたのだと、今更ながらヒヤリとしています。
個人事業主だからこそ痛感した、公的保障の”薄さ”
特に痛感したのは、個人事業主である私自身の立場の弱さです。
会社員の夫であれば、病気やケガで働けなくなった場合に傷病手当金のような制度があります。でも個人事業主である私には、そうした公的な保障がほぼありません。国民健康保険には傷病手当金の制度自体が(自治体や特例を除き)基本的にないのです。
つまり、私が働けなくなった瞬間、我が家の収入の一部が丸ごとゼロになるリスクがあるということです。これまで「フリーランスだから自由」というメリットばかりに目が向いていましたが、その裏側にある「守られていない」という現実に、恥ずかしながら今まで向き合っていませんでした。
これから我が家がやろうと思っていること
この気づきを受けて、今考えているのは大きく2つです。
1つ目は、共通口座への積立を「生活費の余り」ではなく「先取り」に変えること。 もしもの備えのためのお金は、余ったら貯めるのではなく、最初から仕組みとして積み立てておく必要があると感じています。
2つ目は、自分に必要な保障を正しく知ること。 まずは今の自分が使える公的な制度(国民健康保険や国民年金の仕組み、傷病手当金の有無など)を正確に調べること。そのうえで、公的保障だけでは足りない部分、特に『個人事業主として収入が止まった場合の備え』について、収入保障保険のような手段も含めて検討する必要があると感じています。
まだ具体的な行動には移せていませんが、「知らないままにしておくこと」自体がリスクなのだと、感じています。
同じように共働きで、お互いの収入やお金の管理について「なんとなく」で済ませてしまっている夫婦の方は、意外と多いのではないでしょうか。これからこのブログで、実際に公的保障を調べてみた結果や、FP2級の勉強を通して分かったことも記録していきたいと思います。